
誰かの正解ではなく、自分の物語を私たちが今、この作品を届けたいと思った背景
進路、就職、転職、そして結婚。私たちの人生には、いくつもの大きな節目が訪れます。
「人は、生き方を選ぶ自由がある」現代では当たり前のようにそう言われますが、その「自由」が、時に迷いや不安という重荷になることはありませんか?
選択肢が多いことは、かえって自分にとっての「正解」を見つけることを難しくさせ、不自由さを感じさせてしまう。私たち自身も、そんな得体の知れない不安を経験してきました。
だからこそ、今、同じように「正解」を探してもがいている方々の、共感や希望を紡ぐ作品を作りたい。そんな切実な思いから、この『そのさき』という物語は生まれました。
迷いや不安は、真剣に生きている証
本作の主人公である二人の高校生も、大人たちが用意した「正解」と、自分の心が求める「何か」の間で揺れ動きます。
私たちは、彼女たちの葛藤をただの「悩み」として描きたくはありませんでした。迷い、立ち止まり、それでも何かを選ぼうとする姿は、自分の人生を真剣に生きようとしている証拠だと思うからです。
この作品で大切にしたのは、綺麗事ではない「そのさき」の姿です。数年後の彼女たちが歩んでいる道が、たとえ最初に思い描いた理想と違っていても、それは間違いではない。自ら選び、歩んできた道こそが、その人にとっての「唯一無二の正解」になっていくのだと信じています。
あなたの「そのさき」に寄り添いたい
「自分の選んだ道は、これで良かったのだろうか」ふとした瞬間にそう思ってしまうすべての人へ。
この映像が、あなたの心に小さな灯をともし、「今の自分も悪くないな」と少しだけ前を向くきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
誰かの作った正解を追いかけるのではなく、あなた自身の物語を歩んでいけますように。
私たちはそんな願いを込めて、この作品を届けます。